こんにちは!
今回は「ゼロカロリー・糖質ゼロの食品は太らないのか」について解説していきます。
いまはコンビニやスーパーなど、どこでも「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」「糖質オフ」という食品を見かけますよね?
たしかに「ゼロカロリー」と聞くと太らないイメージがあると思います。ただ、一概にそうとは言えません。以下で理由を確認していきましょう。
糖分が脂肪になる過程とは?
通常、カラダに取り入れた糖分が多ければ筋肉や肝臓などの器官に貯蔵される働きが起こり、いきなり脂肪になるわけではありません。各器官に貯蔵されて、それでも余った糖分が脂肪に変わるのです。
しかし、糖分の多い食品を食べることで急激に血糖値が上昇します。血管内に糖分が多すぎると血管に傷が付いてしまうので、カラダは「インスリン」というホルモンを分泌して急いで血管内の糖分を外に出して正常な血糖値にしようとします。
このとき急いで外に出された糖分は、先ほど書いた筋肉や肝臓などに貯蔵される過程を飛ばしてしまい、ダイレクトで脂肪にされてしまいます。
(わかりやすくするために省略して書いています)
要は、一気に糖分がカラダに入ると効率よく脂肪を蓄積させる働きが起きてしまうと考えてください。
ゼロカロリー・糖質ゼロでも太る理由
ゼロカロリー・糖質ゼロの食品には「人工甘味料」というものがたくさん含まれています。これは、「カラダには糖質として吸収されないけど、口に入れたときに甘さを強く感じさせる」という成分(添加物)です。
「吸収されないならいいじゃん!」と考えてしまいがちですが、そうではありません。
人工甘味料が含まれた食品が体内に入ると、カラダが「たくさん糖分が入ってきた」と判断して、インスリンを分泌して血糖値を急いで下げようとしてしまいます。
実際は、血糖値が上がっていないにも関わらずこのような「誤作動」が起きます。それによって、脂肪を蓄える働きが活発になるため、太りやすい状態になりかねません。
このようなことから、「ゼロカロリー・糖質ゼロ=ダイエットに向いている」と考えるのはやめましょう。
まとめ
上記で書いた通り、ゼロカロリー・糖質ゼロの食品は太らないと考えて積極的に食べたり、飲んだりしてしまうとダイエットの効率が下がります。
できるだけ「砂糖の多いもの」「ゼロカロリー・糖質ゼロなのに甘く感じる食品」を避けることがダイエット成功への近道です。
もし、「なかなかダイエットが上手くいかない」と悩んでいる方は、一度いまの食事内容を見直してみましょう。
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